国内女子ツアー今季第4戦、アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIは30日、宮崎県のUMKカントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。弱冠20歳の堀奈津佳が10バーディ、2ボギーの8アンダー64をマークして通算11アンダーまでスコアを伸ばし、最終日を前に単独首位に立った。今季3大会連続トップ3入りしている森田理香子はノーボギーの2アンダー70で回り通算6アンダーで4位タイにつけている。

　首位と2打差の10位タイからスタートした堀は、1番からの3連続バーディで瞬く間にトップ集団に並ぶと、前半だけで7バーディ（ノーボギー）と爆発した。後半は11番と16番でボギーを叩いたものの、上がりの2ホールを連続バーディで締めて8アンダー64。通算11アンダーとして後続に3打差の単独首位に躍り出た。

　今季3戦連続でトップ3に入っている森田は前日に引き続き、この日もノーボギーの安定したゴルフを展開。出だしの1番をバーディでスタートすると、その後はスコアカード通りのプレー。それでも17番でバーディを奪い通算6アンダーとして4位タイをキープし、最終日に望みを繋いだ。

　その他上位陣は、首位タイでスタートした大山志保が通算8アンダー単独2位、野村敏京が通算7アンダー単独3位につけて、堀を追いかける。大山と同じく初日首位に並んでいた木戸愛はこの日スコアを伸ばせず、通算5アンダーで単独7位に順位を下げた。前週念願のツアー初優勝を飾った一ノ瀬優希は3つスコアを伸ばし、前日の47位タイから比嘉真美子らと並ぶ13位タイに浮上した。

　一方、岡本綾子を師と仰いでいる表純子、青山加織は予選落ちを喫している。