3日連続順延で54ホールに短縮 C.シュワーツェル暫定単独2位
2013年3月24日(日)午前10:48
雷を伴った嵐の影響で大会は54ホールに短縮された。
欧州、アジア両ツアー共催のメイバンク・マレーシアン・オープンは現地時間23日、マレーシアのクアラルンプールG&CCを舞台に雷によるサスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を行った。しかし最終組が2ホールを消化したところで再び雷雲が立ちこめ、天候の回復が見込めなかったため3日連続サスペンデッドが決まった。
そんな中、初日からのリードを守ったのが23歳の飛ばし屋、キラデク・アフィバーンラト(タイ)。第2ラウンドを終え通算11アンダーまでスコアを伸ばすと第3ラウンドの出だし1番でバーディ。しかし2番をボギーとし嫌なムードが漂い始めたところで中断を知らせるサイレンが鳴り響き、残り16ホールは明日、最終日に持ち越された。
通算11アンダーの若武者に1打差の暫定単独2位につけるのが2011年のマスターズチャンピオン、チャール・シュワーツェル(南ア)。今季もすでに欧州ツアーで1勝を挙げており、初Vを狙うアフィバーンラトに比べると経験と実績で大きく上回っている。短期決戦となった今、経験を活かし逆転に繋げることが出来るか注目だ。
その他上位陣は通算9アンダー暫定3位タイにパドレイ・ハリントン(アイルランド/4ホール終了)、エドアルド・モリナリ(伊/5ホール終了)ら7人が並び、通算8アンダー暫定10位タイにジーブ・ミルカ・シン(インド/11ホール終了)らがつけている。
日本勢は42位タイで予選を突破した小林正則が、第3ラウンドの前半を終了し1つスコアを落とし通算1アンダーとしている。片岡大育、片山晋呉は決勝ラウンド進出を逃し、平塚哲二はすでにリタイアしている。
尚、世界ランク3位のルーク・ドナルド(英)も予選で姿を消している。