今季2勝目を狙うC.シュワーツェル 日本勢は4人が参戦
2013年3月21日(木)午後0:50
2011年マスターズ王者、チャール・シュワーツェル(南ア)が昨年の雪辱を果たしにアジアにやってきた。
欧州、アジア両ツアー共催のメイバンク・マレーシアン・オープンが現地時間21日、マレーシアのクアラルンプールG&CCを舞台に開幕する。歴代王者にはビジェイ・シン(フィジー)、リー・ウェストウッド(英)など強豪選手が名を連ねる今大会。今季もシュワーツェルやルーク・ドナルド(英)、パドレイ・ハリントン(アイルランド)ら世界のトッププレーヤーが集結し、注目を集めている。
昨年大会では、優勝した親友のルイス・ウーストハウゼン(南ア)に6打差単独6位と悔しい思いを味わったシュワーツェル。昨年12月に行われた欧州ツアーの2013年シーズン第2戦、アルフレッド・ダンヒル選手権では12打差圧勝を飾っており、今大会でも優勝候補の筆頭だ。「いつだって優勝は自信をものすごく高めてくれる。今はすごくいい感じ。でも(結果を)予想することはしないんだ。それは不安を大きくするだけだから」と目の前の1打に集中することを誓っている。
米男子ツアーでプレーしていながら、長旅でアジアにやってきて出場することについては「ここはすごくいい感じでプレーできるんだ。コースはチャレンジングで好きだし、寒いより暖かい方がいいからね。何度かプレーしているのにまだ勝ったことがないから、是非勝ちたい」とコメント。約3か月ぶりとなる今季2勝目を狙う。
その他の主な選手では、前週のアバンサ・マスターズで優勝したトーマス・エイケン(南ア)やエドアルド・モリナリ(伊)、マッテオ・マナセロ(伊)、トンチャイ・ジェイディ(タイ)も出場する。日本勢では、片山晋呉、平塚哲二、小林正則、片岡大育の4人が参戦予定。国内男子ツアー本土開幕戦の東建ホームメイトカップ(4月18?21日/三重県、東建多度カントリークラブ・名古屋)を前に一暴れを目論んでいる。