欧州ツアー T.エイケン逃げ切りV! W.リャン単独3位で終戦
2013年3月18日(月)午前10:09
地元勢の追撃を振り切りトーマス・エイケン(南ア)が逃げ切って欧州ツアー通算2勝目を達成した。
欧州、アジアン両ツアー共催のアバンサ・マスターズは現地時間17日、インドのジャイピーグリーンズGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日後続に3打差をつけ単独トップに立ったエイケンが、最終日も5バーディ、ノーボギー(5アンダー67)の完璧なゴルフで通算23アンダーまでスコアを伸ばし、この日8アンダー64の猛チャージを見せた地元のガガンジート・ブウラー(インド)に3打差をつけ優勝を飾った。
「ここ4か月ミスのない良いゴルフが出来ていた。ただパットが入らなかっただけ。でも今週はいくつか良いパットが決まってくれた。ショットがキレていたからバーディチャンスを多く作ることが出来た」と勝ったエイケン。前日『62』と目の覚めるようなゴルフを見せた上、72ホール中叩いたボギーはわずかに2つ。決勝ラウンドの2日間はノーボギーと納得の内容だった。
ちなみに、昨季大会も南アフリカ出身のジェイブ・クルーガーが制しており、南ア勢が2連覇を達成したことになる。今季はすでにルイス・ウーストハウゼン(南ア)やチャール・シュワーツェル(南ア)らが勝星を挙げており、メジャーチャンピオンとなった同世代の2人の活躍がエイケンにも大きな刺激になったようだ。
その他上位陣は、通算18アンダー単独3位にリャン・ウェンチョン(中)が入り、通算17アンダー単独4位にキラデク・アフィバーンラト(タイ)が食い込んだ。しかし地元期待のジーブ・ミルカ・シン(インド)は通算11アンダー23位タイに終わっている。