欧州ツアー T.エイケン『62』の猛チャージで首位奪取!
2013年3月17日(日)午前10:12
今シーズン好調な南ア勢の中堅トーマス・エイケン(南ア)が、『62』の猛チャージで欧州ツアー2勝目に王手をかけた。
欧州、アジアン両ツアー共催のアバンサ・マスターズは現地時間16日、インドのジャイピーグリーンズGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。この日14位タイからスタートしたエイケンは出だしからいきなりバーディ、イーグルで飛び出すとノーボギーの10アンダー62をマーク。通算18アンダーで単独トップに躍り出た。
3打差の単独2位に前日のトーナメントリーダーのひとりリャン・ウェンチョン(中)。通算14アンダー3位タイにデビッド・ドライズデイル(スコットランド)とキラデク・アフィバーンラト(タイ)がつけ、通算13アンダー5位タイにスコット・ヘンド(豪)、トミー・フリートウッド(英)らが続いている。
単独トップに立ったエイケンはヨハネスブルグ出身の29歳。「ここ数か月良いプレーをしていたのにパットが決まってくれなかった。でも今日は余計なことは考えず目の前の1打に集中した結果、ショットとパットが噛み合ってくれた。特に出だしのバーディ、イーグルは大きかった」と好プレーに満足気。今季はすでに5人の南ア勢がツアーで優勝を飾っており、エイケンも大きな刺激を受けている。2位のリャンに3打リードで迎える最終日、エイケンが今季6人目の南アチャンピオンを目指す。
一方、2位に後退したリャンも「とにかく忍耐強くプレーすること。ゴルフは最後まで何があるかわからないから諦めません」と逆転Vに意欲を見せている。