国内女子ツアー今季第2戦、ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップは16日、高知県の土佐カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日単独トップの藤本麻子がスコアを伸ばせず足踏みする中、前日6位タイのリ・エスド（韓）が5アンダー67で回り通算8アンダーで単独首位に浮上。大会ホステスプロの原江里菜はノーボギーの6アンダー66をマークし、通算7アンダー単独2位に順位を上げた。

　ツアー初優勝を目指すリ・エスドはこの日、3番パー5でイーグルを奪うと、5番でバーディ奪取。後半にも2つスコアを伸ばしてリーダーボードの最上段を射止めた。初日20位タイの原はスタートホールのバーディで勢いに乗ると、6番バーディのあと9番から3連続バーディをマーク。終盤の16番でもバーディを加えて6アンダー66。首位に1打差の好位置で最終日を迎えることとなった。

　単独首位でスタートした藤本は前日とは一転、我慢のゴルフに。6番でボギーを先行させると、9番でバーディを奪い返してイーブンパーで折り返す。流れを変えたかった後半も1バーディ、1ボギーで回りイーブンパー72。通算6アンダーで変わらず首位と2打差の3位タイに後退している。

　その他上位陣は、藤本と並ぶ3位タイに全美貞（韓）、李知姫（韓）ら強豪が名を連ね、通算5アンダー9位タイに馬場ゆかり、ナ・ダエ（韓）。不動裕理、成田美寿々が通算4アンダー11位タイにつけ、2週連続Vを狙う森田理香子は、イ・ボミ（韓）、佐伯三貴らと並び通算3アンダー13位タイで予選ラウンドを終えた。

　このほか、木戸愛、斉藤愛璃らが通算2アンダー21位タイ、プレーオフ負けを喫した前週の雪辱を期す横峯さくらが通算1アンダー32位タイから巻き返しを狙う。