国内女子ツアーの中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンは26日、愛知県の中京ゴルフ倶楽部 石野コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。後続に2打差の単独トップから出た森田理香子が通算8アンダーで今季2勝目を飾った。

　開幕戦以来の勝利を目指す森田だったが、6番パー5でダブルボギーを叩くなど前半だけで2つスコアを落とし、全美貞（韓）、上田桃子の元賞金女王2人に1打差に迫られる。しかし後半は我慢のゴルフでスコアカード通りのプレーを展開し、苦しみながらも2オーバー74にスコアをまとめて通算8アンダー。3月に行われた開幕戦、ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント以来となる今季2勝目、ツアー通算4勝目を手にしている。

　森田を最後まで苦しめた全はノーボギーの4アンダー68を叩き出し、1打差の単独2位。上田は前半だけで4つのバーディを奪うも後半失速し、2アンダー70のラウンドで通算5アンダー4位タイで終戦した。

　その他上位陣は、通算6アンダー単独3位に堀奈津佳。上田と並ぶ通算5アンダー4位タイに大山志保、通算4アンダー6位タイに今季1勝の一ノ瀬優希、リ・エスド（韓）、豊永志帆の3人が続き、通算3アンダー9位タイに佐伯三貴、ナ・ダエ（韓）が入っている。

　また、横峯さくらは12番パー3でトリプルボギーを叩くなど、2オーバー74のラウンドで通算1アンダー15位タイ。ディフェンディング・チャンピオンの李知姫（韓）は、服部真夕らと並び通算イーブンパー19位タイで3日間の競技を終えている。