N.コルサーツら3人が首位並走!! F.モリナリ7位タイ
2013年9月20日(金)午前10:40
ニコラス・コルサーツ(ベルギー)が患っていたインフルエンザを吹き飛ばす活躍を見せた。
欧州ツアーのイタリアン・オープンは現地時間19日、イタリア、GCトリノを舞台に第1ラウンドの競技を終了。怒涛の6連続バーディを含む7アンダー65でプレーしたコルサーツが、マクシミリアン・キーファー(独)、リカルド・ゴンザレス(アルゼンチン)と並び首位タイに立った。
インフルエンザで前週のKLMオープン途中棄権を余儀なくされたコルサーツだが「母に世話してもらい、2日間自宅で休養してやっつけられないものなんて何もないよ」と完全に元気を取り戻したようだ。出だしの10番こそボギーとしたが、その後は持ち前の飛距離を生かして存分にプレーした。11番でこの日最初のバーディを奪うともう止まらない。16番までの6ホール連続バーディとして、18番でもバーディ奪取。6アンダーまでスコアを伸ばした。後半はスコアカードどおりのプレーが続いたが、上がりの9番をバーディで締めて7アンダー。昨季のボルボ世界マッチプレー選手権以来のツアー3勝目に向けて最高のスタートを切った。「早いうちにスコアを伸ばすことが出来た。でも、後半はピンに寄らなすぎたね」と笑顔を見せたコルサーツ。2日目以降も迫力あるプレーを見せてくれるに違いない。
一方、ツアー最終戦のDPワールドツアー選手権 ドバイ(11月14?17日/UAE、フメイラー・ゴルフ・エステイツ)出場に向けて必死のキーファーも首位タイ発進に表情をほころばせた。現在の賞金ランキングは77位で、最終戦の出場権があるのは60位まで。今大会を含めてあと8試合で60位以内に入らなければならない状況とあって、初日ラウンド後には「65という良いスコアが出てすごくハッピー。ここに来るまではショットが今ひとつだったし、風邪も引いていたんだけど」と語っている。
また、ゴンザレスもジョニー・ウォーカー選手権 at グレンイーグルスで2位タイとなった後3試合連続で予選落ちしていたが、復調へのきっかけをつかんだようだ。1打差単独4位にマーカス・フレイザー(豪)。地元ナショナルオープン制覇を狙う2人はフランセスコ・モリナリが4アンダー68で7位タイと好発進、マッテオ・マナセロも2アンダー70で24位タイとまずまずのスタートを切っている。