R.サントス単独首位! L.ウーストハウゼン、E.エルスらは出遅れ
2013年1月24日(木)午前10:27
トレーニングでUAEを訪れているウェイン・ルーニーら、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するスーパースターたちが見守る中、30歳のリカルド・サントス(ポルトガル)が単独首位に立った。
欧州ツアーのコマーシャルバンク・カタール・マスターズ(UAE、ドーハGC)は現地時間23日、第1ラウンドの競技を行い、8バーディ、1ボギーの7アンダー65でプレーしたサントスが単独首位。アンソニー・ウォール(英)、アレクサンドレ・カレカ(仏)、ピーター・ホワイトフォード(スコットランド)の3人が1打差で追走している。
サントスは過去6度もQスクールで失敗し、昨年5月のマデイラ・アイランド・オープンでツアー初優勝した遅咲きのプレーヤーだ。それでもポルトガル人としては20年ぶりの優勝者で、ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)にも輝いている。世界ランクNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)、No.2のタイガー・ウッズ(米)が揃って出場した先週のアブダビHSBCゴルフ選手権で単独4位に入り、世界ランクも271位から183位に躍進。「今日は本当にショートゲームがビックリするほど凄かった。先週自信がついたけど、自分の肩にプレッシャーをかけたくないんだ。エンジョイしたい」と、マイペースでのツアー2勝目を狙っている。
その他の主な選手は、ジャスティン・ローズ(英)、マーティン・カイマー(独)が4アンダー68で11位タイ。マッテオ・マナセロ(伊)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)が3アンダー69で24位タイ。ルイス・ウーストハウゼン(南ア)は1アンダー71の48位タイとなっている。
一方、メジャー4勝のアーニー・エルス(南ア)と欧州ツアー賞金王8回のコリン・モンゴメリー(スコットランド)は、イーブンパー72を叩き70位タイと出遅れている。