L.ウーストハウゼンが単独首位浮上 お目当てはショベルカー!?
2013年1月12日(土)午前11:05
2010年の全英オープンチャンピオン、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)が快調にスコアを伸ばし単独トップに躍り出た。
欧州ツアーの2013年初戦で、シーズン3戦目に当たるボルボ・ゴルフ・チャンピオンズは現地時間11日、南アフリカのダーバンCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。現在欧州ツアーメンバーかつツアー優勝経験者または、過去に欧州ツアーで10勝以上あげている者しか出場できない33人のエリートフィールドを引っ張るウーストハウゼンは、この日ノーボギーの8アンダー64をマーク。通算12アンダーとし、前日トップのトンチャイ・ジェイディ(タイ)、開幕戦優勝のスコット・ジェイミソン(スコットランド)に1打差をつけトーナメントをリードした。
最終ホールで10メートルのロングパットを沈め、バーディフィニッシュで首位の座を射止めたウーストハウゼンは「ラッキーだったね」と愛嬌たっぷりに満面の笑み。実は今大会、ホールインワンの副賞が特大のショベルカーとあって俄然力が入っている。というのも地元・南アフリカに農場を持つ彼にとって「もし(ショベルカーが)手に入れば、うちの連中が大喜びする」と副賞獲得に意欲を見せているのだ。残り2日、ウーストハウゼンが目指すのはトロフィと農場に贈るショベルカーだ。
一方、初日ウーストハウゼンとともに2位タイの好発進を切ったアーニー・エルス(南ア)は失速。イーブンパー72とスコアを伸ばせず、通算4アンダーはニコラス・コルサーツ(ベルギー)、フランセスコ・モリナリ(伊)と並ぶ10位タイに後退した。