C.シュワーツェル首位タイ浮上! 2週連続Vに前進
2012年12月15日(土)午前11:10
前週、後続に11ストロークの大差をつけ昨年のマスターズ以来約20か月ぶりに復活優勝を飾ったチャール・シュワーツェル(南ア)が、地元での2週連続Vに一歩前進した。
欧州ツアーの2013年シーズン第2戦、アルフレッド・ダンヒル選手権は現地時間14日、南アフリカのレパード・クリークCCを舞台に第2ラウンドの競技が行われ、この日2位タイからスタートしたシュワーツェルが6バーディ、1イーグルの8アンダー64をマーク。しかも2日間ノーボギーの安定した内容で通算13アンダーまでスコアを伸ばし、前日のトーナメントリーダー、グレゴリー・ボーディ(仏)と並び首位タイに浮上した。
前週のアジアンツアー、タイランドゴルフ選手権で圧勝を飾ったときは「ゴルフの調子はそれほど良かったわけじゃない。ただコースとの相性が抜群に良かったから、ああいう結果(後続に11打差の圧勝)になった」と言うシュワーツェル。「でも今週はショット、パットとも尻上がりに良くなっている。それに先週勝ったことが自信になっている。いい感じだよ」と2週連続Vに意欲を見せた。
マスターズ以降勝てなかったここ20か月の間、会う人ごとに「今度はいつ勝つの?」と聞かれたそうだが、「優勝は皆が考えているほど簡単なことではない。良いプレーをしても勝てないことがあるからね。マスターズはもう2年近く前の出来事。これからまた新しい思い出を作らなければ」と28歳は前を向いた。
その他、前週荒天で36ホールに短縮された同ツアーの開幕戦で優勝したスコット・ジェイミソン(スコットランド)が通算6アンダー8位タイにつけ、初日69位タイと出遅れたルイス・ウーストハウゼン(南ア)がこの日5アンダー67と巻き返し、通算4アンダー22位タイで決勝ラウンド進出を決めている。