S.ジェイミソンがプレーオフ制して逆転初V達成!
2012年12月10日(月)午前9:57
荒天のため36ホールに短縮され、コースコンディション不良のためパーが70から65に変更されるなど波乱含みだった欧州ツアーの2013年シーズン開幕戦、ネルソン・マンデラ選手権(南アフリカ、ロイヤル・ダーバンGC)。現地時間9日に行われた最終ラウンドも波乱の展開となった。
最終日を首位と6打差で迎えたスコット・ジェイミソン(スコットランド)がこの日ノーボギーの8アンダー57と爆発。通算7アンダーでスティーブ・ウェブスター(英)、エドアルド・デ・ラ・リバ(スペイン)と並び首位タイでホールアウト。決着は3人によるプレーオフにもつれ込み、サドンデス2ホール目をきっちりパーで収めたジェイミソンが2人を下し、嬉しいツアー初優勝を逆転で飾った。
「栄えあるトーナメントでトロフィーに自分の名前を刻むことが出来て、大きな達成感を感じている」と29歳のジェイミソン。「スタート時点ではまさかこうしてトロフィーを掲げるとは思ってもみなかった。鍵は序盤でいかにスコアを伸ばすかだと思っていたけれど、自分のイメージ通りのゴルフが出来た」と納得の表情で無欲の勝利を喜んだ。
前日トップタイのティム・クラーク(南ア)はこの日1アンダー64にとどまり、通算6アンダー4位タイと初戦を勝利で飾ることは出来なかった。また2012年シーズン、ルーキーながら4勝を挙げ、今大会出場者中世界ランク最上位の36位につけるブランデン・グレイス(南ア)は通算1アンダー39位タイに終わっている。
尚、日本勢は出場していない。