ドバイの決闘!? R.マキロイ&L.ドナルド一歩も譲らず
2012年11月25日(日)午前9:46
世界ランク1位と2位がプライドを剥き出しにし一歩も譲らぬ名勝負を繰り広げている。
賞金ランキングトップ60のみに出場が許される欧州ツアー今季最終戦、DPワールドツアー選手権 ドバイは現地時間24日、UAEのフメイラー・ゴルフ・エステイツを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日首位の座を分け合ったローリー・マキロイ(北アイルランド)とルーク・ドナルド(英)の世界ランク1&2位コンビがともに6アンダー66をマークし、通算17アンダーでトップに並んだまま最終日を迎えることになった。
出だしの1番でいきなりボギーを叩いたマキロイだが、その後5バーディ、1イーグルを奪って好スコアをマーク。一方のドナルドはここフメイラー・ゴルフ・エステイツで遂に100ホール連続ノーボギーの記録を打ち立てた。ちなみにドナルドがこのコースで最後にボギーを叩いたのは昨季大会の2日目、8番ホールのこと。以降ノーボギーの完璧なゴルフを続けているドナルドは「100ホールノーボギー? 自分でもにわかには信じ難いけれど、良いことだね。僕のゴルフスタイルはミスを最少限に抑えること。この数字が自分のスタイルの証明になる。明日も2人でバーディ合戦を演じたい」と語っている。
マキロイは熱中症がまだ完治していないようで「朝4時に目が覚めてすごくダルかった。でもコースに立ったらアドレナリンが自然に出て何とか最後まで保った」と打ち明ける。だが「皆、世界No.1とNo.2による“ドバイの決闘”を望んでいるはず。ワクワクするね。2012年のヨーロッパツアーを締めくくるには最高のシナリオじゃないかな」とドナルドとの直接対決に胸を踊らせている。
その他上位陣は、首位の2人に3打差(通算14アンダー)の3位タイにチャール・シュワーツェルとルイス・ウーストハウゼンの南アフリカコンビが続き、通算12アンダー5位タイにブランデン・グレイス(南ア)とヨースト・ルーテン(オランダ)の2人。また通算11アンダー7位タイに世界ランク7位のジャスティン・ローズ(英)と前週優勝のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)らが続いている。