世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズ今季最終戦、WGC-HSBCチャンピオンズ（中国、ミッション・ヒルズGC オラサバルC）はイアン・ポルター（英）の逆転優勝で幕を閉じたが、同大会が来季（2013年）から米男子ツアーのフェデックスカップスケジュールに組み込まれることが正式に決まった。

　現地時間4日、米男子ツアーのインターナショナルフェデレーション、スポンサーのHSBC、中国ゴルフ協会、上海スポーツ省が共同で発表したところによると、来季から同大会が米男子ツアーの公式戦に昇格し、フェデックスカップのポイントランキング対象試合とすることが明らかになった。

　それに伴い賞金総額を現行の700万ドル（約5億6,000万円）から850万ドル（約7億円）に増額すること、優勝者には3年間のシードを与えること、スポンサー契約を2015年まで延長することが併せて発表された。

　WGCシリーズは世界のトッププレーヤーが出場するメジャー大会に次ぐビッグイベント。そのうちの1つ（残りの3大会はアメリカ本土で開催される）が発展著しい中国で行われることについて主催者は揃って「大変意義のあること」と強調する。

　ちなみに2013年は10月28日から11月3日の日程での開催となる。