2010年全英オープン覇者で現在世界ランキング7位のルイス・ウーストハウゼン（南ア）が、今季メジャー第2戦の全米オープン（現地時間6月13?16日／ペンシルベニア州、メリオンGC）を欠場する可能性が高いことがわかった。

　現地5月16日より開幕する米男子ツアーのHPバイロン・ネルソン選手権（テキサス州、TPCフォーシーズンズ・リゾート）を前に本人が明かしたもので、第三子を妊娠中のネルメア夫人の予定日が大会3日目にぶつかるのがその理由のようだ。

「今のところ赤ちゃんが生まれるから全米オープンには出られそうもない。もし大会前に生まれたら出場するけど、大会中に生まれたらプレーしない」と言い切ったウーストハウゼン。前週のザ・プレーヤーズ選手権から4週連続で米ツアーでプレーする予定でいるが、いずれも赤ちゃんのご機嫌次第だ。メジャーの舞台にはできる限り実力者が揃って欲しいと願うのはファンの心理。だがメジャーといえども試合は毎年行われており、新しい家族の誕生という一生に一度の機会を逃したくないというウーストハウゼンの気持ちも十二分に理解できる。