タイガー・ウッズ（米）ら強豪相手に大逆転劇を演じたニック・ワトニー（米）が、米国時間29日発表の最新世界ランキングで22位から16位に浮上した。

　ワトニーは米男子ツアーとアジアンツアーが共催したCIMBアジア・パシフィック・クラシックの最終ラウンドで10アンダー61をマーク。前日の7位タイから逆転で今季2勝目を飾った。同大会2位タイの2人も、ボ・バン・ペルト（米）が23位から20位に、ロバート・ギャリガス（米）が43位から41位にそれぞれランクアップしている。

　また、中国を舞台に行われた欧州ツアーの新規大会、BMWマスターズで優勝したピーター・ハンソン（スウェーデン）は25位から17位へと躍進している。

　1位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、2位タイガー、3位ルーク・ドナルド（英）ら上位陣に変動はない。

　国内男子ツアーのマイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメントで参戦5年目にして初優勝したハン・リー（米）は、526位から268位へと大きくジャンプアップした。

　その他主な日本勢は、藤田寛之が55位から58位に後退しており、谷口徹は79位と変わらず、石川遼は88位から91位へとランクダウンしている。