ジョン・デイリー（米）が右ひじを手術するため、現地時間18日に開幕する第142回 全英オープン（スコットランド、ミュアフィールド）の欠場を決断。今季中の復帰は絶望的となった。

　先週の米男子ツアー、ザ・グリーンブライヤー・クラシックを右ひじ痛のため第2ラウンド途中で棄権。手術を受けることを明かしていたデイリーは、その時点で「3?4か月はツアーから離れるよ」と宣言していた。手術は木曜日（11日）に行われることになっており、主治医によると、リハビリ開始が9月初旬。プレーできるようになるのは晩秋だという。

　デイリーは1991年の全米プロゴルフ選手権、1995年の全英オープンとメジャー大会で2勝しており、両大会の出場権を持っている。だが、今回の手術により今季はどちらにも出場できないことになる。

　尚、来週に迫った全英オープンには、デイリーに代わってスティーブン・ギャラハー（スコットランド）が繰り上げ出場となる。