ブラント・スネデカー（米）の逆転優勝で米男子ツアーのプレーオフシリーズは幕を下ろした。だが、同時にシリーズ2勝を挙げたローリー・マキロイ（北アイルランド）が年間王者の座を逃し、5位で最終戦に臨んだスネデカーが王座についたことでシステムへの批判も噴出した。

　いずれにしても、マキロイ、タイガー・ウッズ（米）の活躍で最後まで例年以上に盛り上がった同シリーズは最終戦のザ・ツアー選手権をもってフェデックスカップポイントランクは確定。1位スネデカー、2位マキロイ、3位タイガーという上位陣のラインナップとなった。

　スネデカー以外に目立っていたのは、ザ・ツアー選手権で単独2位に入ったジャスティン・ローズ（英）だ。同ポイントランク24位で何とか最終戦出場を果たしたローズだが、最後の活躍が効いて同ランク6位にジャンプアップ。存在感を示した。

　また、同大会でルーク・ドナルド（英）と並ぶ3位タイのライアン・ムーア（米）も28位から11位へと躍進している。ドナルドは15位から9位に順位を上げて気を吐いた。