欧州ツアーのBMWイタリア・オープンを制したゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ（スペイン）が、米国時間17日発表の最新世界ランキングで8人を抜き去った。

　単独2位からスタートした最終日にバーディを量産し、逆転でツアー通算6勝目を飾ったフェルナンデス-カスタノ。ライダーカップ（現地時間28?30日／米イリノイ州、メダイナCC）のメンバーに選ばれなかった悔しさを優勝で晴らし、世界ランクでも45位から37位に躍進した。

　一方、首位で最終日を迎えながら逆転負けで単独2位に終わったガース・モルロイ（南ア）は、222位から169位へとジャンプアップ。自国のナショナルオープン優勝を狙ったものの3位タイに終わったマッテオ・マナセロ（伊）も、86位から77位に順位を上げている。

　米男子ツアーの試合がなかったこともあり、1位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、2位タイガー・ウッズ（米）、3位ルーク・ドナルド（英）、4位リー・ウェストウッド（英）、5位アダム・スコット（豪）の上位陣に変動はない。

　主な日本勢では、国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメントで今季3勝目を挙げた藤田寛之が78位から66位へ躍進。石川遼は1ランクアップの84位となっている。