国内女子ツアーのヨネックスレディスゴルフトーナメントは7日、新潟県のヨネックスカントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を行い、トップに1打差の4位タイからスタートした成田美寿々が通算8アンダーで単独首位に立った。

　成田は、1番パー5で幸先良くバーディを奪うなど2バーディで前半を折り返すと、13番パー5ではイーグルを奪取。16番パー3でこの日唯一のボギーを喫したものの、17番で取り返して4アンダー68をマーク。先月に行われた今季公式戦初戦、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ以来のシーズン2勝目に王手をかけている。

　また、今季初勝利を狙う横峯さくらが2日目にジャンプアップ。35位タイから出たこの日、前半に2ボギー（1バーディ）を叩いて1つスコアを落とすも、後半に4つのバーディを奪って3アンダー69でラウンドし、単独トップの成田から5打差の通算3アンダー15位タイに順位を上げて最終日を迎えることとなった。

　その他、首位に1打差の2位タイに大和笑莉奈、大山志保の2人、さらに1打差の単独4位にこの日7アンダー65と爆発したアン・ソンジュ（韓）がつけ、通算4アンダー8位タイに6試合ぶりに予選通過を決めた諸見里しのぶ、原江里菜ら。横峯と同じ15位タイにイ・ボミ（韓）、木戸愛などが続き、昨季大会覇者の表純子は通算2アンダー21位タイとなっている。

　一方、馬場ゆかり、斉藤愛璃はカットラインに1打及ばず通算2オーバー55位タイで予選落ち。服部真夕は通算5オーバー76位タイ、堀奈津佳も通算7オーバー88位タイの下位で決勝ラウンド進出を逃した。

　尚、昨季賞金女王の森田理香子は、大会2日前に宿舎のドアに右手を挟み薬指痛で欠場。他にも今季2勝の一ノ瀬優希、笠りつ子、北田瑠衣がそれぞれケガで欠場を余儀なくされている。