米男子ツアーは現地時間9日、プレーオフシリーズ第3戦のBMW選手権（インディアナ州、クルックド・スティックGC）を終え、フェデックスカップポイントランク上位30名にのみ出場が許される、ザ・ツアー選手権（20?23日／ジョージア州、イースト・レイクGC）進出メンバーが決定した。

　同ポイントランク堂々の1位でトップ30入りを果たしたのは、ドイツ銀行選手権＆BMW選手権で2連勝を飾ったローリー・マキロイ（北アイルランド）。同ランク2位にタイガー・ウッズ（米）、3位にニック・ワトニー（米）とトップ3の顔触れは先週と同じ。しかしBMW選手権で2位タイに食い込んだフィル・ミケルソン（米）が前週の9位から同ランク4位に浮上。5位に後退したブラント・スネデカー（米）とともに上位5人が年間王者の権利をつかんだ。

　その他、リー・ウェストウッド（英）、ブッバ・ワトソン（米）、セルヒオ・ガルシア（スペイン）、ルーク・ドナルド（英）、アーニー・エルス（南ア）、リッキー・ファウラー（米）らが順当にトップ30入りを果たしているが、その一方で悔しい思いをした選手も多い。

　昨年年間王者に輝いているビル・ハース（米）はBMW選手権で45位タイに終わったことでポイントランクは前週の28位から32位に後退、トップ30枠からはじき出された。また前日まで優勝争いを演じベスト4に入ればトップ30入りが叶ったビジェイ・シン（フィジー）も単独8位に終わり、同ランク33位にとどまってザ・ツアー選手権進出ならず。

　また、もし30位以内に入れば史上最年少でのザ・ツアー選手権出場となったノ・スンヨル（韓）はBMW選手権で16位タイと健闘したが、ポイントランクは37位に終わりトップ30入りはお預けとなった。