米男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦、ザ・バークレイズで優勝を飾ったニック・ワトニー（米）が、米国時間27日発表の最新世界ランキングで35位から19位に浮上した。

　2週連続優勝をかけて単独首位で最終日を迎えたセルヒオ・ガルシア（スペイン）がスコアを落とすのを尻目にアグレッシブなゴルフで優勝を奪い、フェデックスカップポイントランクNo.1に躍り出たワトニー。プレーオフシリーズ残り3試合で世界ランキングでもどこまで順位を上げることが出来るか目が離せない。

　同大会で単独2位に入ったブラント・スネデカー（米）が29位から20位にランクアップ。3位タイに終わった2人も、ガルシアが17位から14位に、ダスティン・ジョンソン（米）が19位から16位に浮上している。

　また、欧州ツアーのジョニー・ウォーカー選手権で優勝したポール・ローリー（スコットランド）が34位から30位となり、同大会単独2位のブレット・ランフォード（豪）は373位から229位へと躍進した。

　1位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、2位ルーク・ドナルド（英）、3位タイガー・ウッズ（米）、4位リー・ウェストウッド（英）、5位ウェブ・シンプソン（米）の上位陣に変動はない。

　主な日本勢は、石川遼が71位から75位にランクダウンし、藤田寛之が80位から78位へと順位を上げている。なお、国内男子ツアー、VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメントで優勝した金亨成（韓）は前週の240位から177位へとジャンプアップしている。