欧州男子
元アシスタントプロ、S.ソーントン“エース”で首位タイ浮上!
2013年6月16日(日)午前8:29
叩き上げの苦労人がキャリア初のホールインワンで欧州ツアー初Vのチャンスを引き寄せた。
全米オープンと同週開催の欧州ツアー、オープン ナジェッティ・ホテル&ゴルフ(仏、セントオメールGC)は現地時間15日、第3ラウンドの競技を終了。アシスタントプロからツアープロに転身したサイモン・ソーントン(アイルランド)がコースレコードにあと1打と迫る6アンダー65をマーク。通算4アンダーとし、前日のトーナメントリーダーであるテジャート・ヴァンダーウォルト(南ア)、地元のバプティスト・チャペラン(仏)と首位の座を分け合った。
9番パー5で10メートル近いパットを沈めイーグルを奪った直後の11番パー3。ピンまで206ヤードを7番アイアンで狙ったティーショットがカップに吸い込まれるホールインワンを達成したソーントン。その2ホールで4つスコアを伸ばしトップグループに追いついた。
「(11番のティーショットは)8番か7番かでクラブ選択を迷ったけれど、大きめの7番で力まずスムーズに打てた。大きくバウンドして跳ねたボールがカップイン。本当に良いショットだったね」と人生初のエースに興奮気味のソーントン。トップに並ぶ2人とともに狙うはツアー初Vだ。
しかし展開は依然として混戦模様。通算3アンダー単独4位にセベ・ベンソン(英)、通算2アンダー5位タイにビクター・リウ(仏)、クリス・ロイド(英)らがつけている。