丸山大輔の来季米男子ツアー出場権獲得に黄信号が灯った。

　同ツアー、クオリファイング・スクール、ファイナルステージはフロリダ州オーランドのオレンジカウンティー・ナショナルGC＆L、クルックド・キャットC他を舞台に現地時間の1日、第4ラウンドの競技を行った。前日スコアを伸ばせず65位タイに後退した丸山は、この日もエンジンがかからず、出だし2連続ボギーと苦しいスタート。おまけに8番もボギーとし、前半を3オーバーで折り返した。

　巻き返しを図ったバック9で、丸山は2つのバーディを奪い返したが、時すでに遅し。1オーバー73と崩れ、通算4アンダーは91位タイまで順位を下げた。6日間競技で25位タイまでに入らないと来季の同ツアーフル出場はかなわない。残り2日、丸山にとっては正念場の戦いが続く。

　首位は前日と変わらずベテランのフランク・リックリターII（米）で通算24アンダー。日本でもお馴染みのY・E・ヤン（韓）が通算12アンダー12位タイに浮上している。