米ツアー、HSBC女子ワールドマッチプレー選手権で決勝まで進んだ宮里藍は、残念ながら初優勝を逃したものの、2位の賞金30万ドル（約3,600万円）を獲得。賞金ランクトップ10入りを果たす、9位に浮上した。

　宮里の今季の獲得賞金額はこれで71万3,546ドル（約8,600万円）となり、さらに、ツアー2年目で生涯獲得賞金も100万ドル（約1億2,000万円）を突破。賞金が年々増えているとはいえ35試合での100万ドル突破は、福嶋晃子の72試合を大きく更新する日本人最速記録だ。

　昨年、新人王争いを繰り広げた同期のリー・スンワ(韓）に敗れたマッチプレー決勝後は、悔し涙をこらえ切れなかった宮里だが、8月頭にはメジャー最終戦、全英リコー女子オープンも控えており、ビッグタイトル獲得への期待がかかる。