米国時間10日に最新世界ランキングが発表され、欧米両ツアーの優勝者が揃って大きくランキングを駆け上がった。

　全米オープン（現地時間13?16日／ペンシルベニア州、メリオンGC）の前哨戦、米男子ツアーのフェデックス・セントジュード・クラシックで優勝したツアー2年目の23歳ハリス・イングリッシュ（米）は139位から84位にジャンプアップ。念願のトップ100入りを果たした。同大会2位タイのフィル・ミケルソン（米）は10位と変わっていないが、同じく2位タイに入ったスコット・スターリングス（米）は99位から77位へと順位を上げている。

　また、欧州ツアーのライオネス・オープンで2年ぶりツアー通算2勝目を挙げたヨースト・ルーテン（オランダ）は137位から96位へと躍進。同大会単独2位のベテラン、トーマス・ビヨーン（デンマーク）も87位から73位へとランクアップしている。

　1位タイガー・ウッズ（米）、2位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、3位アダム・スコット（豪）の上位陣に変動はない。

　主な日本勢では、松山英樹が63位から64位へ、藤田寛之が70位から72位へ、石川遼が124位から127位へとそれぞれ後退している。