王座争いが欧州でヒートアップ!
2012年5月24日(木)午前8:09
激しい世界ランクNo.1争いは今週、欧州ツアーに舞台を移して行われる。
欧州ツアーの本拠地があった英国ウエントワースCで現地時間24日に開幕する同ツアーのフラッグシップ・トーナメント、BMW PGA選手権には、世界ランク上位の欧州勢がズラリと顔を揃える。
中でも注目は、昨季大会でリー・ウェストウッド(英)とのプレーオフを制して世界ランクNo.1の座についたルーク・ドナルド(英)と、現在のNo.1ローリー・マキロイ(北アイルランド)だ。
今大会ドナルドは優勝すれば無条件でマキロイを逆転し、再びNo.1の座を奪い返すことが出来き、2位でもマキロイが優勝を逃せばNo.1復帰となる。また、もしマキロイが予選落ちを喫した場合、ドナルドは8位以上に入れば逆転することが出来る。
王座死守に意欲を燃やすマキロイは、予選ラウンドをアーニー・エルス(南ア)、マーティン・レアード(スコットランド)とプレーすることが決まった。エルスは、今でこそフロリダに住んでいるが、かつては今大会の舞台となるウエントワースに家を持っておりコースとの相性は抜群だ。こちらも復活への道を探っている最中だが、No.1のマキロイとリズムが合えば、ともにスコアを伸ばしていくことが出来るかもしれない。
その他、チャール・シュワーツェル(南ア)、マーティン・カイマー(独)、ダレン・クラーク(北アイルランド)らの実力者たちが激突する欧州ツアーの大切な一戦。現地時間6月14日に開幕する全米オープン(カリフォルニア州、オリンピックC)も見据えながら、欧州勢たちが意地をかけた激戦を繰り広げる。