国内女子ツアーのフンドーキンレディースは13日、福岡県の福岡カンツリー倶楽部 和白コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日首位タイに浮上した朴仁妃（韓）が4アンダー68をマークし、通算9アンダーでツアー通算4勝目を飾った。2日目までトーナメントを引っ張っていたフォン・シャンシャン（中）は2アンダー70にとどまり、朴に逆転を許して通算7アンダー単独2位。この日ホールインワンを奪った有村智恵は通算2オーバー14位タイ、横峯さくらは通算4オーバー20位タイだった。

　2008年全米女子オープン優勝の朴はこの日、出だし3ホールで2つバーディを奪う好スタートを切る。8番で1つスコアを落としたものの、後半は11番、12番で連続バーディ。さらに17番でもバーディを奪って4アンダー68でラウンドし、2位に2打差をつけて今季初優勝をつかんだ。

　朴と共に首位タイでスタートしたフォンは5バーディ、3ボギーの2アンダー70でプレーして通算7アンダー単独2位。前日13位タイの全美貞（韓）は1番から5連続バーディを奪うなど7つスコアを伸ばして井芹美保子と共に通算5アンダー3位タイ、現在賞金ランクトップのアン・ソンジュ（韓）は2アンダー70で回り、通算4アンダー単独5位に入った。

　この日12番でホールインワンを奪った有村はイーブンパー72のラウンドで通算2オーバー14位タイ。横峯は1バーディ、4ボギーと3つスコアを落として通算4オーバーの20位タイでフィニッシュした。

　その他、笠りつ子は通算5オーバー27位タイ。ディフェンディング・チャンピオンの佐伯三貴は1アンダー71をマークしたものの通算6オーバー31位タイ、上田桃子は通算7オーバー35位タイに終っている。