海外男子
3年前のリベンジに挑むB.デービス
2013年4月19日(金)午後0:10
ブライアン・デービス(英)が3年前の雪辱に燃えている。
米男子ツアー、RBCヘリテイジ第1ラウンド(現地時間18日/サウスカロライナ州、ハーバータウンGL)を6アンダー65でプレーして単独首位に立ったデービス。だが、実は3年前の同大会でも優勝のチャンスがありながら、自らペナルティを申告して土壇場でこれを逃しているのだ。
話は2010年の大会最終日にさかのぼる。デービスは最後の最後、72ホール目でバーディをねじ込み、ジム・フューリック(米)に追いつき、勝負をプレーオフに持ち込んだ。
サドンデス1ホール目は同じ18番。ティーショットはともにナイスショットでフェアウェイをとらえる。第2打をデービスはグリーン左の池方向に打ち、第3打は砂地からとなった。対するフューリックはグリーンオーバー。先に第3打をパーで収められる位置まで寄せ、デービスのプレーを待った。
デービスは砂地からのアプローチを打って、しっかりと3オンしたかに見えた。ところが、ここはハザード内。デービスは打つ前に木の枝のようなルースインペディメントにクラブヘッドが触れたことを自己申告。2打罰が与えられ、フューリックに勝利が転がり込んだ。
それ以降、デービスは未勝利のまま。因縁のある今大会でツアー初優勝を飾り、リベンジを果たすことを目指して、残り3日間に挑む。