アジアンツアー 池田、平塚ら日本勢が参戦!
2012年4月5日(木)午前11:47
- この記事のキーワード
国内男子ツアー開幕を次週に控えた日本勢が前哨戦代わりのアジアンツアー、ISPSハンダ・シンガポール・クラシック(現地時間5?8日/シンガポール、オーキッドCC)に参戦。待ちに待った自国ツアー開幕を前に、自信を深めようと燃えている。
マスターズ(現地時間5?8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)と同週開催の今大会だが、ひとクセもふたクセもある選手たちが勢揃い。オーガスタでのプレー経験もあり、2006年、08年と過去2回アジアの賞金王に輝いた経験を持つジーブ・ミルカ・シン(インド)がその筆頭だ。シンは、日本ツアーでも大活躍した経験を持ち、欧州ツアーでも存在感を示しているアジアでは憧れの存在でもある。また、現在アジアンツアー賞金ランク首位のジェイブ・クルーガー(南ア)をはじめ、フランキー・ミノザ(フィリピン)やプラヤド・マークセン(タイ)、地元のマーダン・ママット(シンガポール)ら実力者たちがずらりと名を連ねている。
ここに挑むひとりがマスターズに出られない悔しさを糧にプレーする池田勇太だ。ライバル、石川遼だけでなく、母校東北福祉大の後輩である松山英樹もアマチュアながら2年連続マスターズ出場を果たしている。それなのに池田は大舞台に臨めず、代わりに調整に専念する憂き目に遭った。その分シーズンにかける思いは強く、ツアー開幕直前の今大会に全力で挑む。
また、アジアンツアーでの経験豊富な平塚哲二も参戦。昨季は同ツアーの賞金王争いに絡む活躍を見せながらも今季はここまで勝利をつかめずここまで来たが、今年こそシーズン最後に笑うためにも、まずはここで手応えを感じたい。他にも小林正則、谷昭範、片岡大育、田保龍一が出場。日本ツアーシード権を持つ者も、そうでない者も入り混じり、アジアでたくましさを培っている。
ディフェンディング・チャンピオンはヒマット・ライ(インド)。母国のヒーロー、シンと共に戦い連覇を狙う。