いよいよ現地時間5日に開幕が迫ったマスターズ（ジョージア州、オーガスタナショナルGC）だが、ピンクと白の花で大会を彩るアザレアが、大会を前に満開のピークを過ぎてしまう可能性があることが分かった。

　地元の園芸家によるとジョージア州の今年の冬は例年に比べて暖かく、アザレアは大会を前に満開を過ぎ、大会期間中には散り始めてしまうというのだ。

　花の開花は自然のことで、人間にはどうすることもできない。しかし関係者によると、大会側はトーナメントを最高の状態で迎えるため、アザレアの根を冷やして開花を遅らせる奥の手を使うこともあるという。しかし関係者は同時に、大会側が奥の手を使ったとしも、満開でトーナメントを迎えられるかは分からないと語っている。

“アザレア”の名がついた13番パー3だけでも約1,600本のアザレアが植えられているが、もしこれが見られないとなれば寂しい限りだ。