ハンター・メイハン（米）が、米国時間2日発表の最新世界ランキングで米国勢トップに躍り出た。

　先週開催された米男子ツアー、シェル・ヒューストン・オープンで逆転優勝を飾ったメイハンは、前週までのランキング14位から一気に4位へ急浮上。これを受けて5位をキープしたスティーブ・ストリッカー（米）、6位から7位に順位を落としたタイガー・ウッズ（米）、9位から10位にランクダウンしたウェブ・シンプソン（米）、12位を守ったダスティン・ジョンソン（米）の4人を抜き、メイハンが米国勢を引っ張る存在となった。メイハンは2月に行われたWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権でも優勝しており、この勢いは止まりそうにない。

　欧州ツアー、シチリアン・オープンでツアー初優勝を飾った22歳のトービヨン・オルセン（デンマーク）は、154位から100位にジャンプアップ。追撃むなしく2位に終わったクリス・ウッド（英）も235位から188位へ躍進した。

　その他上位陣は、1位ルーク・ドナルド（英）、2位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、3位リー・ウェストウッド（英）に変動はなく、4位メイハン、5位ストリッカーを挟んで6位にマーティン・カイマー（独）と続いている。

　日本勢は石川遼が52位から53位へ、谷口徹が82位から83位へそれぞれ後退。藤田寛之は85位をキープした。