海外男子
可能性いっぱいのグアン
2013年4月16日(火)午前11:24
大会史上最年少の14歳でゴルフの“祭典”マスターズに出場したグアン・ティンラン(中)が素晴らしいパフォーマンスで4日間のプレーを終えた。
スロープレーによる1打罰を課されるなど波瀾もあった初めてのマスターズだったが、オーガスタナショナルGCの難しいグリーンを72ホール3パットなしでプレー。見事予選を突破し、58位タイでローアマも獲得した。
「僕にとって最高の1週間だった。色々なことを学んだ」と無邪気な笑みを見せたグアン。気になるのはプロ入りの時期だが、まだ14歳ということもあってこちらについては「まだまだ学ぶべきことがたくさんあるから急ぎたくない。ショートゲームはまずまずだけど、もっとやらなくちゃいけないし、ドライバーはもう少し飛距離が必要だ」と冷静に自分を分析。今後への希望を口にした。
昨年は松山英樹の3連覇を阻み、アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権に勝ってオーガスタへの切符を手にした。まずはこの大舞台へ再び戻ってくるために技を磨くことになる。