世界ランキング L.ドナルド世界王座奪還! 遼はギリギリ50位
2012年3月20日(火)午後0:27
ルーク・ドナルド(英)がたった2週間で世界ランクNo.1の座に返り咲いた。
米男子ツアーのトランジションズ選手権で4人によるプレーオフを制したドナルドは、米国時間19日発表の最新世界ランキングで同大会には出場していなかったローリー・マキロイ(北アイルランド)を抜いて2位から1位へと戻ってきた。
ドナルドにプレーオフの末に敗れて2位タイに終わった3人は、ルーキーのべ・サンムン(韓)が43位から27位へ、ジム・フューリック(米)が61位から54位へ、ロバート・ギャリガス(米)が91位から68位へとジャンプアップしている。
また、欧州ツアーのオープン・デ・アンダルシア・コスタ・デル・ソルで初優勝を飾ったジュリアン・クスン(仏)は、139人をゴボウ抜きして322位から183位に浮上した。
上位陣はドナルドとマキロイが入れ代わった他は、3位リー・ウェストウッド(英)、4位マーティン・カイマー(独)、5位スティーブ・ストリッカー(米)とトップ5に変動はない。
トランジションズ選手権で予選落ちした石川遼は47位から50位へと後退。マスターズ(現地時間4月5?8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)には特別招待されているが、今週のアーノルド・パーマー招待(22?25日/フロリダ州、ベイヒルC&ロッジ)で奮闘し、胸を張って大一番に出られるボーダーラインの世界ランク50位以内を維持したいところだ。
また、いまだマスターズ出場権がなくアーノルド・パーマー招待終了後のトップ50位にどうしても入りたいアーニー・エルス(南ア)はトランジションズ選手権最終日、上がり2ホールで連続ボギーを叩きプレーオフに1打及ばず5位タイに終わり、68位から62位に順位を上げただけにとどまった。