P.ハリントン、コースレコード『61』で首位発進! 遼は出遅れ
2012年3月16日(金)午前11:26
米男子ツアーのトランジションズ選手権(フロリダ州、インニスブルック・リゾート)は現地時間15日、第1ラウンドの競技を行い、パドレイ・ハリントン(アイルランド)が10バーディ、ノーボギーでコースレコードを更新する10アンダー61をマーク。後続に3打差をつけ単独首位に立った。
2007年、2008年の全英オープン、2008年の全米プロゴルフ選手権とメジャー3勝の実績を誇るハリントンだが、それ以降は欧米両ツアーで勝利はない。それだけに復活にかける気持ちは人一倍強いが、40歳のベテランは「今日は最高だったけど、この後どんなスコアが出るのか見てみたい」と、残りのラウンドもあくまで淡々とプレーすると口にした。
ハリントンに3打差の単独2位にウィル・クラクストン(米)がつけ、さらに1打遅れた3位タイにジム・フューリック(米)、ジェイソン・ダフナー(米)、ケニー・ペリー(米)ら7人。4アンダー67の10位タイに世界ランクNo.1奪還を狙うルーク・ドナルド(英)、先週のWGC-キャデラック選手権を制したジャスティン・ローズ(英)、プエルトリコ・オープン優勝のジョージ・マクニール(米)ら10人が続いている。
一方、日本勢2人は苦しい初日となった。先週のプエルトリコ・オープン単独2位で世界ランク47位に浮上し、マスターズ前に米ツアー初優勝を狙う石川遼はショット、パットともに今ひとつで2オーバー73。マット・クーチャー(米)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)らと並ぶ109位タイと大きく出遅れた。また、今田竜二もショットが荒れて3オーバー74の120位タイと、こちらも予選通過すら危ぶまれる初日となってしまった。