世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ（北アイルランド）が、リベンジを誓うマスターズ（現地時間4月5?8日／ジョージア州、オーガスタナショナルGC）に向けて、3週間英気を養う予定だ。

　昨年のマスターズでは4打リードで最終日を迎えながら、バックナインでまさかの自滅。悔しい思いを味わったマキロイだったが、次のメジャー大会である全米オープンでは優勝し、実力を示した。

　その後も結果を出し続け、2週前の米男子ツアーのザ・ホンダ・クラシックで優勝を飾り、念願の世界ランクNo.1の座についた。だが、本当の雪辱はマスターズで勝たなければ果たせない。そのための準備期間が、今週からの3週間のオフというわけだ。

　先日の世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズの今季第2戦、キャデラック選手権では最終日にバンカーからイーグルを奪うなどして優勝争いに加わったが、一歩及ばず単独3位に終わった。それでもこの3週間は2位（マッチプレー選手権準優勝）、優勝、3位とベスト3を外しておらず、王座に見合う実力は十分持っている。

　3週間のオフでしっかりと充電し、今年こそグリーンジャケットを手にするつもりだ。