石川、全米OP出場ならず… 連続メジャー出場記録も「15」でストップ
2013年6月5日(水)午前10:04
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石川遼が全米オープン出場権獲得に失敗した。
現地時間3日に全米オープン(13?16日/ペンシルベニア州、メリオンGC)出場権をかけたセクショナル・クォリファイ(最終予選)が全米11会場で行われた。米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメント終了翌日ということもあり、その舞台からほど近いオハイオ州コロンバスのブルックサイドGC、ザ・レイクスGCの2コースでの予選は、試合に出場していた選手たちが数多く顔を揃える激戦区だが、その分本戦出場枠も15と多い。
石川もここにエントリーしていたが、メジャーの壁は厚かった。午前中のブルックサイドGCを3バーディ、1ボギーの2アンダーでプレーした石川は、午後のザ・レイクスGCで5バーディ(1ボギー)を奪う必死のチャージ。だが、通算6アンダーはプレーオフに2打及ばず、23位タイで惜しくも全米オープン出場権を逃した。
2009年全英オープン以来、これまでメジャー大会には連続して出場してきたが、その記録も15でストップ。予選会後は「メジャーの全米オープンに出られないのは非常に残念」とコメントした石川だが、気持ちは萎えていない。気持ちを切り替えて一時帰国し、20日からの国内男子ツアー、日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills(茨城県、宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース)に臨む。
同会場では通算11アンダーでプレーしたチャーリー・ホフマン(米)を始め、ロバート・カールソン(スウェーデン)ら、通算9アンダーまでの8人がまず出場権を獲得。残る7枚の切符を巡り、通算8アンダーの11人がプレーオフで死闘を演じた末に、アーロン・バデリー(豪)、ベ・サンムン(韓)らがこれを突破している。
尚、国内ツアーのルーキー松山英樹は、日本で行われたセクショナル・クォリファイを単独首位で突破して、すでに出場を決めている。