遼、首位に4打差21位タイ発進!
2012年3月9日(金)午後0:34
マスターズ出場の決まった石川遼が、実力を示そうと奮闘している。
WGC-キャデラック選手権と同週開催の米男子ツアー、プエルトリコ・オープン(プエルトリコ、トランプインターナショナルGC-プエルトリコ)は現地時間8日、第1ラウンドの競技を終了。6アンダー66をマークしたマット・ジョーンズ(豪)とジョージ・マクニール(米)がトップを並走する中、2人から4打差以内に33人がひしめく混戦模様となっている。
石川は今週、特別招待でのマスターズ(現地時間4月5?8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)出場が認められた。もちろん感謝の気持ちを示して喜んだ石川だが、本戦までに結果を出し、マスターズ委員会と世界中のゴルフファンを納得させたいと気合十分で大会を迎えた。
この日の石川はアイアンが好調で、パーオン率77.8%は出場選手中12位タイだった。1バーディ、1ボギーでフロントナインを終えると、バックナインで2バーディ(ノーボギー)を奪って2アンダー70でホールアウト。ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ブー・ウィークリー(米)らと並び首位に4打差の21位タイの好位置につけた。
世界ランクの上位陣がキャデラック選手権に出場していることもあり、フィールドが手薄な今大会。果たして、石川はそのチャンスを生かして結果を出すことが出来るだろうか。
首位と1打差の単独3位にベン・カーティス(米)がつけ、さらに1打差の4位タイにトッド・ハミルトン(米)、ジェフ・オーバートン(米)ら4人。通算3アンダー8位タイにはメジャー王者のリー・ジャンセン(米)、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)ら13人がつけている。