チャールズ・ハウエルIII（米）が、ツアー3勝目に向けて好発進した。

　米男子ツアーのマヤコバ・ゴルフ・クラシックは現地時間23日、メキシコのエル・カマレオンGC at マヤコバを舞台に第1ラウンドの競技を終了。5アンダー66でプレーしたウィル・クラクストン（米）が単独首位に立つ中、1打差の2位グループにはハウエルIIIら7人がひしめく大混戦となっている。

　ハウエルIIIは、大学時代にネイションワイドツアー（下部ツアー）で2位に入るなど輝かしい成績を引っさげて2000年にプロ入り。しかし2002年にツアー初優勝、2007年のニッサン・オープンで2勝目を挙げて以降は勝利がなく、期待されたほどの成績は残せていない。

　満を持して臨む今季は、フルフィールド初戦のソニー・オープン・イン・ハワイで2位タイに入る好スタートを切っており、さらに上のステージに上がるためにも、この大会でツアー通算3勝目がほしいところだ。

　その他の注目選手は、ノ・スンヨル（韓国）が3アンダー68の9位タイ、ニック・プライス（ジンバブエ）とロバート・アレンビー（豪）が2アンダー69の17位タイ、昨季の米チャンピオンズツアー賞金王トム・レーマン（米）が1アンダー70の28位タイにつけている。

　一方、ホセ・マリア・オラサバル（スペイン）は1オーバー72の51位タイ、ディフェンディング・チャンピオンのジョンソン・ワグナー（米）は2オーバー73の64位タイ、デビッド・デュバル（米）は6オーバー77の112位タイ、グレッグ・ノーマン（豪）は8オーバー79の124位タイと下位に沈んでいる。

　なお、今大会に日本勢は出場していない。