タイガー・ウッズ（米）のかつてのスイングコーチであるハンク・ヘイニー氏が、自身が出版する本について改めて言及した。

　3月下旬に発売予定の『ザ・ビッグミス』を執筆したヘイニー氏だが、これに対してタイガーはすでに不快感を表明している。このことについて尋ねられたヘイニー氏は、「全然驚いてない。これまでの彼の反応の仕方を見てきた通りだ。あの本はフェアで正直な本だと思っている」とコメントした。

　さらにヘイニー氏は、「彼が私のことを『プロフェッショナルではない』と言ったのは知っているが、読んでもないのに何が分かるのだ？　私には“プロフェッショナルではない”本を書く機会はあったが、この本がそうだとは思わない」と反論している。

　いずれにしても、ゴルフでも私生活でも波乱に満ちた時期に一緒に過ごした元コーチの著した本に対し、平常心ではいられないタイガー。親友でもあった元キャディのスティーブ・ウィリアムス氏との関係もすでに破綻しており、次から次へと過去が背中にのしかかっているのは確かなようだ。