タイガー・ウッズ（米）が、かつてのスイングコーチであるハンク・ヘイニー氏が出版を予定している暴露本について初めてコメントした。

　タイガーのスイングコーチを2004年からの6年間勤めていたヘイニー氏の著書『ザ・ビッグミス』は、タイガーと過ごした時間について書かれている。メジャー14勝のうち6回を一緒に手にしたコーチの裏切りともいえる行為に、タイガーは米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のインタビューに答えて不快感をあらわにした。

「プロフェッショナルではない行為で、とても残念だ。一緒に仕事をした人間のことは特に信用しているのに。僕についての一方的な本だし、時間の無駄だから読まないよ」と語ったタイガー。一方のヘイニー氏は自身のツイッターで「あれはゴルフの歴史。フェアで正直な事実をみんなとシェアしたい」とだけつぶやいている。