次週カリフォルニア州のラキンタで開催される米男子ツアーのヒューマナ・チャレンジ（現地時間19?22日／PGAウエスト他）にフィル・ミケルソン（米）とダスティン・ジョンソン（米）が今季初登場する。

　昨年までボブホープ・クラシックとして親しまれていた同大会。今年は新たな冠スポンサーを迎え装いも新たにプロアマ形式によるエキサイティングな戦いが繰り広げられる。注目は2002年と2004年の同大会チャンピオンで2012年シーズン初登場となるミケルソン。2003年にこの大会を制したマイク・ウィアー（カナダ）がマスターズで優勝、その翌年今度はミケルソンがここで勝ってマスターズを初制覇し、巷では「ここでの優勝がマスターズVに繋がる」と噂になったもの。相性の良い大会で昨年のザ・プレジデンツカップ以来の表舞台となるミケルソンがどんな戦いを見せてくれるのか注目だ。

　さらに昨年11月に右ひざの内視鏡手術を受けたツアー屈指の飛ばし屋のジョンソンがここを復帰戦に選んだのも話題の1つ。ジョンソンはタイガー・ウッズ（米）以来初めてデビューから4年連続で年間1勝以上を挙げており、アメリカ期待のホープのひとりでもある。

　ミケルソン、ジョンソンに加え、2010年大会のチャンピオンで昨季のフェデックスカップ王者ビル・ハース（米）や、ディフェンディング・チャンピオンのジョナサン・ヴェガス（ベネズエラ）、ベテランのグレッグ・ノーマン（豪）ら華やかな顔ぶれが集結。日本勢では今田竜二が参戦を表明しており4年ぶりツアー通算2勝目に挑む。