現地時間7日、米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープンのスポンサーであるバレロ・エナジー・コーポレーションが、2013年から6年間の同大会スポンサー契約延長を決めたことを発表した。

　1922年からテキサス州サンアントニオを舞台に行われている同大会は、米ツアーの中でも老舗トーナメントに数えられ、地元のビッグイベントとしても根付いている。バレロ関係者は「バレロ・テキサス・オープンをPGAツアーとともに続けることができて誇りに思っている」とコメントした。

　また、同大会は慈善寄付イベントとしての歴史もあり、昨年は米ツアー記録でもある900万ドル（約6億9,200万円）のチャリティ額を記録。これまでの合計チャリティ額は6,700万ドル（約51億5,000万円）と地元を中心にした社会貢献も大きい。

　米ツアーはタイガー・ウッズ（米）のスランプによる地元スター不在の状況や、社会情勢などで今後の成り行きが注目されているが、もともとのスタンスである地元密着型の大会として手本を示した格好となった。

　なお、今年の大会はマスターズの2週後となる4月19日から、テキサス州のTPCサンアントニオで行われる。