松山、石川がWGCに揃い踏み!
2013年10月30日(水)午後0:07
松山英樹、石川遼の2人がWGCの舞台に揃って参戦する。
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのシーズン最終戦、WGC-HSBCチャンピオンズが現地時間31日に開幕。2009年から同シリーズとなり、今年は中国のシャーシャン・インターナショナルGCが舞台となる。同大会は、前回2012年大会までは米男子ツアーの正式競技ではなかったが、今季(2013-14シーズン)から新たに公式戦に昇格し、フェデックスカップポイントランキングの対象試合となった。
同大会にはメジャー覇者など世界のトップ選手ばかりが毎年出場するが、今年もディフェンディング・チャンピオンのイアン・ポルター(英)の他、2013年全米オープンで英国勢43年ぶりの優勝を飾ったジャスティン・ローズ(英)、悲願の全英オープン初制覇を果たしたフィル・ミケルソン(米)、全米プロゴルフ選手権チャンピオンのジェイソン・ダフナー(米)など有力選手が集まった。
日本からは松山英樹、石川遼の米ツアー常駐組2人に加え、国内ツアーから藤田寛之、川村昌弘が出場。ツアー開幕戦のフライズ・ドットコム・オープンでいきなり3位タイに入った松山は、その後疲労からくる胃炎で1試合を休んだが、前週の第3戦CIMBクラシックで25位タイと調子も戻ってきているだけに十分に期待できそうだ。
一方の石川は、開幕から2試合に出場し、第2戦のシュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープンでキャリアベストの2位タイに入ったことで自信を取り戻しつつある。前週は試合を休んで日本で調整。大会3日前に早々に現地入りして調整を続けている。不安を抱えていた腰の調子も良くなり、得意のドライバーの調子が上がってきたことで表情も明るくなってきた。
米ツアーの年内の試合は、今大会を含めてあと3戦あるが、石川はこれで切り上げて一時帰国。次週の国内男子ツアーのHEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦(11月7?10日/茨城県、美浦ゴルフ倶楽部)に出場する。その後は、ワールドカップ(現地11月21?24日/豪、ロイヤル・メルボルンGC)、ロイヤルトロフィ(現地12月20?22日/中国、ドラゴンレイクゴルフクラブ)の団体戦2戦への参戦が決定している。
また、メジャー2勝ながら不振が続き、復活への糸口を探し続けているローリー・マキロイ(北アイルランド)も参戦。大会3日前のエキシビションマッチでは、接戦の末にタイガー・ウッズ(米)を撃破しており、その勢いに乗って復活優勝を狙っている。