今季の米男子ツアールーキー、キーガン・ブラッドリー（米）とブレンダン・スティール（米）のフレッシュコンビが単独トップに躍り出た。

　グレッグ・ノーマン（豪）が主催するオフシーズン恒例のチャリティイベント、フランクリン・テンプルトン・シュートアウトは現地時間10日、フロリダ州のティブロンGCを舞台にベターボール方式（2人のうち良い方のスコアを採用）による2日目の競技を行った。12組24名の精鋭の中、10アンダー62をマークしたブラッドリー＆スティール組が通算19アンダーで単独首位に立った。

　初日ホールインワンを達するなど好発進を切った米チャンピオンズツアーコンビ、ニック・プライス（ジンバブエ）＆マーク・カルカベッキア（米）組は前半スコアを伸ばせず逆転を許したが、最終18番でバーディを奪い何とかフレッシュコンビに1打差の単独2位を確保。今大会初のシニアペアによるチャンピオン誕生に望みを繋いだ。

　この日のベストスコアをマークしたのはローリー・サバティーニ（南ア）＆ジョナサン・べガス（ベネズエラ）の異色コンビ。12アンダー60の猛チャージで一気に首位に2打差の3位に浮上した。通算16アンダー4位に人気コンビのリッキー・ファウラー（米）＆カミロ・ビジェガス（コロンビア）組がつけたが、2年前の大会覇者ジェリー・ケリー＆スティーブ・ストリッカー（米）組は通算15アンダー5位タイにとどまっている。

　尚、最終日はスクランブル方式（2人がティーショットを打ち良い方のボールを採用。そこからまた2人が第2打を打ち良い方を選択して進む）による競技で雌雄を決することになる。