大目標である20歳でのマスターズ優勝を狙うため、まずは出場権獲得が課題の石川遼だが、徹底的に体をいじめ抜いて戦いに備えている。

　米男子ツアーから戻り、異例の大雪に見舞われている新潟でスキー合宿を行っている石川は、毎年恒例のクロスカントリーで汗を流す毎日。合宿2日目の6日には20キロを走破するなど下半身強化に余念がない。

　幼い日の作文に書いた目標は「20歳でマスターズ優勝」。しかし、昨季は未勝利に終わり現在の世界ランキングは53位と、出場権すら得られていないのが現状だ。目標を達成するためには、今後出場する試合で好結果を残し世界ランキングを上げるほかない。

　なお、石川が次に出場を予定している試合は米ツアーのノーザン・トラスト・オープン。現地時間22日にカリフォルニア州のリビエラCCで開幕する。