石川遼が、米国時間28日発表の最新世界ランキングで50位から49位へ1つ順位を上げた。

　石川は先週行われた国内男子ツアー、カシオワールドオープンゴルフトーナメントに出場し、最終日に追い上げを見せたが11位タイで終戦。逆転での賞金王タイトル奪還を逃した。それでも、来季のマスターズ（現地時間2012年4月5日?8日／ジョージア州、オーガスタナショナルGC）出場権が得られる今年最後の時点でのランクキング50位以内という目標に向け、必死の戦いを続けている。

　石川以外の日本勢は、谷口徹が69位から70位に後退し、池田勇太は73位をキープ。小田孔明が86位、藤田寛之が87位、平塚哲二は91位となっている。また、カシオワールドオープンゴルフトーナメントで今季2勝目を挙げた高山忠洋は40人を抜いて126位に急浮上した。

　上位陣では、1位ルーク・ドナルド（英）、2位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、3位リー・ウェストウッド（英）に変動はない。

　その他、豪州ツアーのオーストラリアンPGA選手権を制したグレッグ・チャーマーズ（豪）が40ランクアップの63位、南アフリカのサンシャインツアーと共催で行われた欧州ツアーのSAオープン選手権で勝ったヘニー・オットー（南ア）は104ランクアップの122位となっている。