15日、CSゴルフ専門TVのゴルフネットワークは、女子プロゴルファーの上原彩子、馬場ゆかり、藤本麻子の3名によるトークショー「ゴルフネットワーク ピンクリボン チャリティトーク2011」を都内で開催した。

　乳ガンの早期発見、早期診断、早期治療の大切さを伝える「ピンクリボン」運動を2005年より行っている同社。7年目を迎えた今年もレディスレッスン＆女子会やレディスダブルスゴルフコンペ等、ゴルフを通じた様々な活動を行ってきた。この日のトークショーには約100名の観覧者が参加し、ゴルフの話はもちろん、女子プロたちの普段の生活や健康管理、プライベートな話題に熱心に耳を傾けていた。

　中でも早くからピンクリボン活動に興味を持ち、プロ入りした年から1個のバーディにつき1,000円を寄付するというバーディチャリティを続けている上原は「最初は乳ガンのこともよく知らなかった。今は（ピンクリボン運動が）だいぶ浸透してきたと思う」と話した。

　今季はそれぞれ1勝ずつを挙げているが、2年連続賞金女王に輝いたアン・ソンジュ（韓）の強さについて聞かれると、口を揃えて「キムチパワー」と話す場面もあり会場の笑いを誘っていた。

　来季の目標について上原は「（年間）複数回優勝がないのでそれを成し遂げたい」と話、難攻・名古屋GC和合Cで行われた日本女子オープンを制した馬場は「今年はメジャーを獲ることができたので、来季は思う存分ぶつかって勝ちたい」と豊富を語った。また今季初Vを飾った藤本は、男子ゴルフの谷口徹との裏話を披露。優勝した伊藤園レディスの前に『麻子は上手いけど強くない』と谷口に言われ「その通りだと思った。強い選手を目指します」と、来季のさらなる飛躍を誓っていた。

　トークショー終了後にはプロによるチャリティオークションも行われ、本年度の同社主催のピンクリボンイベントによる収益金は合計で1,374,000円に上り、全額が公益財団法人 日本対ガン協会に寄付された。尚、トークショーの模様はCS放送ゴルフ専門TV「ゴルフネットワーク」で12月29日（木）午後10時から放送される。