M.エブリー単独首位浮上! P.ミケルソン&石川予選敗退
2013年7月6日(土)午前9:18
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ツアー初優勝を狙うマット・エブリー(米)が予選落ちの危機から一気に単独トップに躍り出る中、本命ながら初日出遅れたフィル・ミケルソン(米)、一日も早くシードを決めたい石川遼が予選で姿を消すこととなった。
米男子ツアーのザ・グリーンブライヤー・クラシックは現地時間5日、ウェストバージニア州のザ・オールド・ホワイトCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日49位タイと出遅れたエブリーがこの日ノーボギーの8アンダー62の好スコアをマーク。通算9アンダーでリーダーボードを駆け上がり、単独首位に浮上した。
1打差の2位タイに初日のトーナメントリーダーのひとり、ジョンソン・ワグナー(米)の他、ダニエル・サマーヘイズ(米)、ビル・ルンデ(米)、スティーブ・ボウディッチ(豪)、ラッセル・ヘンリー(米)が続いたが、前週キャリアベストのトップ3に食い込んだドンファン(韓)は2アンダー68とスコアを伸ばし切れず、通算6アンダーで前日の9位タイから11位タイへ一歩後退。初日首位タイのトミー・ゲイニー(米)も1オーバー71とスコアを崩し、通算7アンダー7位タイに順位を下げた。
またこの日はベテランが大健闘。前週、米チャンピオンズツアーのコンステレーション シニアプレーヤーズ チャンピオンシップでメジャー初優勝を飾ったばかりの52歳ケニー・ペリー(米)がスコアを3つ伸ばし、通算5アンダー17位タイに浮上。63歳のトム・ワトソン(米)も孫ほどの選手相手に通算3アンダー35位タイで楽々予選をクリアした。
その一方で期待されながら初日135位タイと大きく出遅れたミケルソンは10番スタートのこの日、前半をノーボギーの4アンダー32で折り返したものの、後半3つのボギーを叩いて(1バーディ)2アンダー68止まり。通算2オーバー110位タイの下位で決勝ラウンド進出ならず。
石川遼は安定したショットでほとんどのホールでグリーンをとらえ3バーディ、ノーボギーの3アンダー67をマークしたが、通算イーブンパーはカットラインにわずか1打足りず82位タイ。前週のAT&Tナショナルに続き、今季8度目の予選落ちに終わりシード獲りは依然厳しい状況が続いている。