M.マナセロ視界良好! 首位キープで2週連続Vに前進
2013年6月1日(土)午前10:49
前週欧州ツアーのフラッグシップトーナメント(BMW PGA選手権)を大会史上最年少の20歳で制したばかりのマッテオ・マナセロ(スペイン)の快進撃が止まらない。
同ツアーのノルデア・マスターズは現地時間31日、スウェーデンのブロ ホーフ スロットGCを舞台に快晴微風の絶好のコンディションの中、第2ラウンドの競技を終了。初日バック9で6連続バーディを奪い首位タイ発進を切ったマナセロが、この日も得意のバック9で4連続を含む5バーディを奪って7アンダー65をマーク。通算13アンダーで後続に2打差をつけトップの座をキープした。
「前半もたついたけれど、後半スコアを伸ばせて良い終わり方が出来てよかった。このコースのバック9は本当に気分良く回れる」と好調なプレーを続けるマナセロ。10代でヨーロッパツアー3勝を挙げ、20歳になった今年ビッグイベントを制し現在賞金ランキングトップを快走する若武者について、24歳になったローリー・マキロイ(北アイルランド)は「彼を見ていると自分が年取った気分になる。まだ24(歳)なのに…」と苦笑い。ここのところの活躍は第一人者をも唸らさせているようだ。
マナセロ以外の上位陣は、通算11アンダー単独2位にこの日ノーボギーの9アンダー63と爆発したミッコ・イロネン(フィンランド)、通算10アンダー単独3位にやはり『63』の好スコアを叩き出したピーター・ホワイトフォード(スコットランド)が続き、通算9アンダー単独4位にヨースト・ルーテン(オランダ)がつけている。
地元勢ではアレクサンダー・ノレン(スウェーデン)とジョナス・ブリクスト(スウェーデン)が通算8アンダーでパブロ・ララサバル(スペイン)と並び5位タイにつけたのが最高。通算7アンダー8位タイにフランセスコ・モリナリ(伊)、トーマス・ビヨーン(デンマーク)ら。アクシネット社の御曹司、ピーター・ユーライン(米)は通算3アンダー43位タイにとどまっている。